全日本グループ四国エリアのメンバーが日本国防協会と連携し、高知県香南市の陸上自衛隊・高知駐屯地において南海トラフ地震対策の訓練視察を実施しました。
日本国防協会は国防に関する調査・講演会を行う民間機関で、自衛隊のOBなども参加しており、今回は約50名のメンバーとともに参加しました。
視察では駐屯地施設の見学に加え、自衛隊のヘリコプターに搭乗して高知上空を飛行し、南海トラフ地震の震源域となる太平洋沿岸や高知市内の津波浸水エリア、災害時の重要なライフラインである「命の道」高知東部自動車道を上空から確認しました。
特に注目すべきは、当グループの社屋が南海トラフ地震発生時に避難所の拠点として使用される計画であることです。また、ヘリコプターによる物資輸送の拠点としても想定されているため、今回の視察ではヘリコプターが社屋上空をホバリングして着陸可能性を確認しました。
さらに、陸上自衛隊のLAV(軽装甲機動車)数台に当グループメンバーも同乗し、実際に社屋まで移動して施設の確認を行いました。これにより、災害時の陸路でのアクセス状況についても実地検証することができました。
当グループでは、震災発生時には延べ約5,000平米の社屋を地域住民の皆様に開放し、2階の大ホールをはじめ、応接室や会議室を避難所として積極的に提供します。
今回の訓練視察を通じて、地域の防災体制における当グループの役割を再確認し、より実効性の高い災害対応策を検討してまいります。
日本国防協会では今後、陸上自衛隊の活動を支援するボランティア活動も検討されており、当グループも地域の安全・安心の確保に向けて、官民連携による防災体制の強化に積極的に取り組んでまいります。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |